歴史は面白い
僕は歴史が大好きだった。男子に人気な体育よりも好きだと思う。
今もその”癖”が残っている。興味をもった物事や人物の成り立ちを調べてしまう。
特に競走馬の歴史が面白かった。「競馬はブラッドスポーツである」という言葉が示すとおり、競走馬の能力は代々受け継がれる速い馬の血脈がものをいう。サラブレッドには必ず血統表があり、それを眺めて父はあの馬だ、父の父(祖父)はあの馬だと知ることができる。
現在、世界中のサラブレッドを数えると数十万頭にのぼる。そのサラブレットたちの父、父の父(祖父)、その父(曽祖父)というふうに父系(サイアーライン)を遡っていくと必ず「ゴドルフィンアラビアン」「バイアリーターク」「ダーレーアラビアン」という三頭の馬のいずれかに辿り着く。この三頭の馬を「三大始祖」と呼ぶ。アダムとイヴ的な存在ではないが、かなり興味深い競馬世界の歴史事実で、心躍らせる人も多いと思う。
また、歴史上の人物や芸能人、スポーツ選手などの人物の生い立ちを調べるのも面白い。特に、幼少期の神童エピソードは話半分としても面白く読める。人物のみならず企業の成り立ちなんかも面白い。中でもびっくりドンキーやマクドナルドの創業物語は面白かった。
世間に広く認知されるような物事や人物には、バックストーリーがあるから価値があるんだなってあらためて思った。一瞬で有名になったりしたりわけじゃない。そこに辿り着くまでには、紆余曲折の歴史があって、はじめて価値がでる。一瞬で価値が出せるものなんて”美”と”金”くらいだろう。
価値を出すのには歴史を積み上げることは不可欠。歴史を積み上げることは簡単なことじゃない。だから、歴史はとても面白い。
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